桐は身近な素材
桐は草科で草木です。15年~20年という速さで成木となり、 資源としても有用で自然に優しい素材です。
また、木と同じように私達の身近で様々に役立っていることから、 漢字で「木と同じ」と書かれています。
柔らかく、優しい
冬はヒヤッとせず暖かく、夏はべとつかずさらっとしています。
足あたりがよく疲れにくい。 木と同じと書かれ、草の性質をもった桐。
だから柔らかく優しいのです。
いやされる素材
簟笥(たんす)で知られている優れた調湿力と抗菌性を発揮します。
無公害で100%植物成分のセラリカコーティングを使用することにより、 部屋から発生するホルムアルデヒドを抑制します。
暖かく、べとつがず、肌触りがいい、腐りにくく抗菌性に優れている、人に優しく、癒される素材・・・それが「桐」です。
昔からの風習
農家では昔、女の子が生まれると、桐の苗木を二本植え、 その女の子が成人して、お嫁入りするときに桐の木を伐採し、 その材料で桐タンスや長持を作ってもらい、嫁いだと云います。
桐は成長が早く、15年~20年経つと成木となり家具材として 使えるように育つことから、こうした慣例が根付いたようです。
縁起の良い桐
桐は古来より、縁起物に欠かせませんでした。
冠婚葬祭などの祭事には必ずといっていいほど、 桐を使った調度品が取り扱われてきました。
桐は収納・保管に最適
木目、材色が優れていることから、屋内の装飾品や 大切な方への贈り物としても価値のあることは周知の事実です。
今後、益々広がる「桐」の用途
日常生活の中にもっと「桐」製品をとりいれることによって 得られる充足感を、わたくしども第一工芸は少なからず お手伝いできると信じております。大切な品物を永く、次世代へ受け継がれることを願って止みません。
(有)第一工芸 代表 堀 良範
~ 大切なものをいつまでも ~